東武鉄道では、2021年10月1日(金曜日)に鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉駅間にて実施が予定されている、C11蒸気機関車207号機と325号機による「SL大樹」重連営業運転に向け、9月13日(月曜日)から同区間において試運転が始まった。


試運転では、往復ともC11蒸気機関車207号機が先頭で、同325号機が次位に連結され、ヨ8634と14系客車3両(鬼怒川温泉方からスハフ14 1+オハ14 1+オハフ15 1)の組成で1往復のみ行われ、各種確認作業が入念に行われた。
鬼怒川温泉駅転車台における転換作業では、通常はATS車上装置などを搭載するヨ8000形(ヨ8634又はヨ8709)を従えて入線するC11蒸気機関車207号機が、単独で転車台へ入線されるという、大変珍しい瞬間を見ることが出来た。


この試運転は、10月1日(金曜日)の本番に向け、今月中にあと数回実施される予定となっている。
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