東武鉄道では、東上本線で使用されている50000系51009編成(森林公園検修区所属)が、2021年8月22日(日曜日)から翌23日(月曜日)にかけて、東上本線森林公園駅(森林公園検修区)から秩父鉄道秩父本線を経由して日光線南栗橋駅(南栗橋車両管区)まで回送された。

東上本線への転属工事が続けられている30000系31609+31409編成(南栗橋車両管区本区所属)と引き換えに、本線系統へ移るものと思われ、50000系の本線系統への転属は、2019年12月に南栗橋車両管区へ回送され、2020年9月より東京地下鉄(東京メトロ)半蔵門線ならびに東急電鉄田園都市線への直通列車として営業運転を開始した51008編成に続き、2編成目となる。

秩父鉄道秩父本線内では、デキ500形電気機関車506号機が牽引を担当した。


今後、51008編成と同様、東京地下鉄(東京メトロ)半蔵門線ならびに東急電鉄田園都市線への直通運転に対応した関連機器の設置工事に着手するものと思われ、今後の動向が注目される。

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