東武鉄道では、200系208編成が、2021年8月16日(月曜日)に伊勢崎線館林駅(南栗橋車両管区館林出張所)から佐野線渡瀬駅(資材管理センター北館林解体所)へ回送された。

廃車のための回送と思われ、2020年12月1日(火曜日)に廃車回送され解体された201編成に続き、今回で2編成目となる見込み。

208編成は、日光線系統の特急列車として活躍した旧1700・1720系のうち、1960年9月に製造された1721編成の更新改造車として1998年にデビューし、車歴は60年を経過していた。

2015年12月、東武鉄道と台湾鐵路管理局(台鉄)との間で「友好鉄道協定」を締結したことを記念し、2016年6月から2018年11月までの間、台鉄TEMU2000型自強号「普悠瑪」と同一のカラーリングを施して運転されたこともあった。
今後、500系「Revaty」による「特急リバティりょうもう」の台頭により、200系の動向にますます注目が集りそうだ。
【おことわり】
掲載の写真ならびにYouTube動画ニュースの撮影(取材)にあたっては、すべて敷地外の公道上または一般旅客が自由に立ち入れる箇所より、周辺環境に最大限配慮して撮影しています。