東武鉄道は、東武グループ共通ポイント「TOBU POINT(トブポ)」会員向けの新サービスとして、2021年10月1日(金曜日)より、「TOBU POINT」に登録したPASMOにて同社鉄道線に乗車するとたまる「トブポマイル」を開始すると公式発表した。


これは、予め「TOBU POINT」に登録したPASMOにて同社鉄道線に「チャージ残額を利用して乗車」すると、利用運賃に応じた「トブポマイル」がたまるもので、「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」のみを対象とした「おでかけマイル」と、すべてのPASMO(訪日外国人旅行者向け「PASMO PASSPORT」を除く)を対象とした「リピートマイル」の2種類が用意される。
いずれも、定期券区間内での乗車は対象外となる。

【おでかけマイル(「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」のみ)】
「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」にて同社鉄道線にチャージ残額を利用して乗車すると、利用運賃の3%が「トブポマイル」としてたまる(1マイル未満切り捨て)ほか、沿線の観光地や開催イベントなどへおでかけの際に乗車することでマイルがたまる期間限定のキャンペーンを随時展開していく。
【リピートマイル(「PASMO PASSPORT」を除くすべてのPASMO)】
同一月内に、同社鉄道線の「同一運賃区間を8回以上」チャージ残額を利用して乗車すると「トブポマイル」がたまる(1マイル未満切り捨て)サービスで、乗車回数が増えるほど付与率が高くなり、利用運賃の4%~12%分の「トブポマイル」がたまるほか、「おでかけマイル」と併用することで「合計最大15%」の「トブポマイル」がたまるようになっている。
「同一運賃区間」とは、例えば北千住~草加駅間(IC運賃251円)・船橋~高柳駅間(IC運賃251円)・池袋~和光市駅間(IC運賃251円)などのように、乗車区間は異なる場合でも運賃が同一となる区間のことを指し、その乗車区間によらず、同一運賃区間を利用すればマイルをためることが出来る。
【たまった「トブポマイル」の利用方法と有効期限】
スマートフォンの「TOBU POINTアプリ」で「1トブポマイル=1ポイント」として、チケットレスサービスによる特急券の購入をはじめ、東京ソラマチや東武百貨店などでの買い物に利用出来る「TOBU POINT」に交換が出来、この場合、10%相当のポイントが上乗せされる。
また、予め「1トブポマイル=1円」として、PASMOへチャージの申し込みをした上で、セブン銀行ATMにてチャージすることも出来る。
たまった「トブポマイル」の有効期限は、最後にたまった日又は使った日から2年間となる。

また「トブポマイル」のサービス開始に伴い、2021年9月30日(木曜日)をもって、普通回数乗車券(11枚綴り )・時差回数乗車券(12枚綴り)・土休日割引回数乗車券(14枚綴り)が発売終了となる。
東武鉄道では、時差通勤を応援するとともに、ピーク(ラッシュ)時間帯の利用者の分散化・混雑の平準化を目指すことを目的に、当該時間帯を避けて乗車すると「トブポマイル」がたまる「オフピークマイル(仮称)」を、2022年春より開始する予定としている。
【おことわり】
「PASMO」「モバイルPASMO」は、株式会社パスモの登録商標です。
「Apple Pay」は、Apple Inc.の商標です。
【参考リンク】
東武鉄道公式サイト