東武鉄道では、日光線系統の特急で使用されている100系「スペーシア」のうち、検査入場のため南栗橋車両管区へ回送されていた109編成(南栗橋車両管区春日部支所所属)が、デビュー当初のカラーリングへ衣替えのうえ、2021年6月2日(水曜日)に日光線南栗橋~新栃木駅間で出場試運転が行われた。

100系「スペーシア」は、2012年の東京スカイツリータウン開業に合わせて、全9編成のリニューアル工事が実施された際、車体のカラーリングを、東京スカイツリーのライティングカラーである青基調の「粋」と紫基調の「雅」、デビュー当初のカラーリングを受け継ぐ「サニーコーラルオレンジ」の3種類へ衣替えし、更に2015年には、103編成・106編成を、金色基調の「日光詣スペーシア」へ再度衣替えしていた。
109編成は、青基調の「粋」カラーとしてリニューアルされたが、約9年ぶりに、デビュー当初のカラーリング復刻となった。
109編成は、2021年6月5日(土曜日)より営業運転を開始し、今後は残りの編成(「日光詣スペーシア」となっている103編成・106編成を除く)も、同様のカラーリングへ復刻される予定となっている。
運転予定時刻(列車)については、東武鉄道公式サイト(お知らせページ)において、原則毎週月曜日に公開される予定となっている。
【おことわり】
掲載の写真ならびにYouTube動画ニュースの撮影(取材)にあたっては、すべて敷地外の公道上または一般旅客が自由に立ち入れる箇所より、周辺環境に最大限配慮して撮影しています。
【参考リンク】
東武鉄道「100系スペーシア」「200系りょうもう」3種の復刻塗装で運転へ(2021年5月12日)
東武鉄道公式サイト(お知らせページ)