東武鉄道では、列車無線のデジタル化に伴う車上装置の設置が進められている模様で、2021年5月から6月にかけて、南栗橋車両管区舘林出張所所属の8000系(ワンマン車2両編成)8561編成と8562編成に、車上装置(受信アンテナ)の設置が確認された。
両編成とも、1970年11月に阪急電鉄系列のナニワ工機(後のアルナ工機・現在のアルナ車両)で製造され、2020年11月で就役50周年を迎えたが、今後も引き続き営業運転で活躍するものと思われる。

なお、南栗橋車両管区七光台支所所属の8000系(6両編成)のうち、行先表示幕車として現存する8150編成(1969年 ナニワ工機製)・8159編成(1973年 アルナ工機製)・8163編成(1973年 東急車輛製造製)の3編成も、既に車上装置が設置されており、こちらも引き続き営業運転で活躍するものと思われる。

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