東武鉄道では、日光線南栗橋駅以北で運転されている6050型のうち、6154編成・6160編成・6164編成の3本が、2021年5月17日(月曜日)に日光線新栃木駅(南栗橋車両管区新栃木出張所)から、伊勢崎線春日部駅経由で佐野線渡瀬駅(資材管理センター北館林解体所)へ回送された。
浅草方から6154編成+6160編成+6164編成の組成で回送され、2017年4月20日(木曜日)をもって運転終了した「快速・区間快速列車」以来、6050型による「3重連6両編成」を見ることが出来た。


佐野線渡瀬駅に到着後、直ちにパンタグラフ降下のうえ、行先表示器などの部品撤去作業が始まったことから、現在も改造工事が進められている20000系20400型グループ(20410型・20420型・20430型・20440型)の導入に伴う廃車と思われ、今回6154編成が回送されたことで、初めて「霜取りパンタ搭載車」が廃車となる見通しである。