東武鉄道では、検査入場のため、2021年3月16日(火曜日)から17日(水曜日)にかけて秩父鉄道線経由で南栗橋車両管区へ回送されていた、東上本線森林公園検修区所属の50090型51092編成が、同年4月6日(火曜日)に検査を終え、同日南栗橋~北千住駅間で試運転が行われたのち、同年4月8日(木曜日)に秩父鉄道線経由で森林公園検修区へ返却回送された。

同編成は、画家の古家野雄紀氏書き下ろしによる「川越をテーマとした日本画」を使用したラッピング列車「池袋・川越アートトレイン」として、2019年2月12日(火曜日)より運転を開始し、同年3月16日(土曜日)の東上本線ダイヤ改正に伴い運転開始された新種別「川越特急」の運転開始祝賀列車としても使用された。

先の検査入場で、ラッピングが維持されるかどうかが注目されていたが、今回の検査出場でラッピングが維持され、当面はこの「川越をテーマとした日本画」を楽しむことが出来る。

